読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

BOOKUMA的おすすめ書籍ランキング

本に関わる仕事をしてます。本たくさん読みます。

「ハーバード流交渉術」とか超ぬるい、橋下徹式交渉術

「行列のできる法律相談所」時代から頭角を現し、大阪府知事・大阪市市長・維新の党代表代行を経た橋下徹氏。政治家に転身する前には「交渉術」の書籍がいくつかあり、実はその内容はとても参考になる良書だということが、大阪府知事に立候補してから夜に知れ渡ることとなるのです。

現在は、「大阪都構想」を論点とした選挙で破れ、引退表明。しかし益々今後が気になる彼の動向をチェックする前に、いくつか書籍を通じて、おさらいしてみませんか。

なお、当ブログは特定の政治指向についての意見は表明しないようにしているつもりですし、直接的な政治がらみの本はピックアップしていませんが、橋下徹氏をポジティブな方向に認めている方向の記述となっているのは、本が面白いかどうかの話として捉えていただければと思います。

最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72:橋下徹:本

 

気になったレビュー

「交渉の途中で,自分の発言の不当性や矛盾に気付くことがたまにある... 運悪く相手方に気づかれてしまったら,仕方がない. こんなとき私がよく使うテクニックがある.相手方に無益で感情的な論争をわざとふっかけるのだ..... さんざん話し合いを荒らしまくっておいて,最後の決めぜりふにもっていく 『こんな無益な議論はもうやめましょうよ。こんなことやってても先に進みませんから』 自分が悪いのに、こう言って終わらせてしまうのだ....これは有効だと思う」

出展
この本、私は入手するのに4000円かかりました。2008年頃でしょうか。というのも、彼が大阪府知事選挙に立候補した段階では「中古」しか販売されていなかったわけですが、Amazonマーケットプレイスで膨大な値上がりになったのですね。その前からレビュースコアも高かった良書だと記憶をしているのですが、当時論客として注目を浴びつつあった橋下徹氏の秘密を知るために、そして大阪府知事選挙への出馬、そして当選という躍進とともに、本書の価値がとんでもなく上がっていったと記憶しています。(4000円で買った後、図書館で読めばよかったと気付くも、時既に遅しでした。)
ご安心ください、いまは1500円くらいに落ち着いていますので、常識的な価格で取り寄せできますね。私は高く買ったがために、ありがたく読んでいますが、内容はやはり独特の交渉術。この本を読むと、彼の記者会見ないしはディベート能力の一端を知ることができます。また、「負けない」という意味も深く分かります。

図説心理戦で絶対負けない交渉術:橋下徹:本

 

気になったレビュー

この本の著者は、弁護士さんなので、弁護士の視点から見た交渉術に重点が置かれ、記述されています。

橋下弁護士は(自分も他人から聞いた話なので、定かではないのですが)、ヤ○ザ(・・・あえて「ヤ○ザ」と伏せさせていただきます・・・)な人達と交渉を重ね、弁護士としての実績を積み重ねてきた、凄腕の弁護士、と聞いたことがあります。

それだけに、本書では、かなりハードな交渉術が記述されていて、やっぱり「弁護士さん」は大変な仕事をしているんだなぁ・・・と一般人としては、感じてしまいました。

...続きを読む

出展
こちらも絶版の図書ですが、橋下徹氏が著者となっている貴重な本ですね。おっと、こちらは私が本日見る限り6000円となっています。。。残念ながらいま手元になく、当時立ち読み等で内容を得たわけですが、買っていたら貴重でしたね。
先ほどの「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術」とあわせて、彼の当時の交渉術は、信頼関係をもとにしない交渉術となっています。お互いの利害を突き合わせる「ハーバード流交渉術」とか、この視点からいうとなまぬるいんです。でも、そういう交渉シーンって生きてたらある気がしませんか?または、怖いもの見たさで知っておきたいなって思いませんか?
今では、そんなハードな交渉の反復を行う日々が、今の橋下徹氏を作り上げているのかと理解すると、やはりディベートの達者さには合点がいくものです。

橋下式絶対負けないケンカ術(祥伝社黄金文庫):向谷匡史:本

 

気になったレビュー

橋下徹氏の言動を兵法三十六計に当てはめて解説している点が面白いと思います。兵法三十六計自体も面白いモノですが、現実社会に使えるように現代風に当てはめるのはなかなか難しい。これを事例として大阪の橋下市長の報道事実に当てはめるとどうなるか。

出展
さて、橋下徹氏が著者となった交渉術の本は上記2冊のみ。ここからは、第三者が彼を分析する著作となりますが、著者も著者で夜の世界や裏社会をテーマとする人らしく、腕利き弁護士である橋下徹氏を独特の視点で捉え分析するには、またユニークな本となったのは間違いない。そもそも交渉や弁解・説得を「ケンカ」とひとくくりにした本書。「負け試合だが、負けをあえて認めて、勝ちにする」とか、知らない人からすると丸々損失でしかないですね。生きてたら、こういうの必要な日、くるよね・・・?

愛と野望と橋下徹:丸山和也:本

 

気になったレビュー

今や時の人、橋下氏を鋭く観た論評です。

知られざる内面を垣間見た内容でした。

出展
橋下徹氏ともし交戦するのであれば、どうするか?そんな、ある意味一生そんな機会なくていいしと思ってしまう話が詰め込まれた本書。しかし、橋下徹氏の交渉術を読んで、ちょっと好戦的になってしまった身からすると、怖いもの見たさでつい本書を開いてしまう。。著作者は、同じく「行列のできる法律相談所」で橋下徹氏と活躍した丸山和也だから、納得の一冊です。

橋下徹のかけひきで負けない話し方の技術:松本幸夫:本

 

気になったレビュー

橋下さんの、政治の主張は別にして、何故人を惹き付けて議論が上手いのか、その秘密が良くわかりました。

話し方の本としてもおもしろく読めました。

おすすめ。

出展
上記までのご紹介で、橋下徹氏の交渉術の妙はアウトラインおわかり頂けたと思いますが、もう一点。彼は話すのがとても上手で、頭いいな~って思うんですよね。話し方系の本はたくさんありますが、これは攻撃力にパラメータ全部ふったような本です。しかし、そこら辺の「キャッチコピーの書き方」みたいな本と、本質的に言ってることは同じなのも、おもしろい。読後感としては「興奮」「好戦的」の一言で、確実に攻撃力は上がる本ですね。