岩垣伸哉さん ヒットメーカーの顔
日本全国の小売店で販売される電子タバコのパイオニア「VP JAPAN」やオリジナル傘ブランドである「mabu」などのヒット商品を次々と生み出す株式会社SMV JAPAN。代表取締役社長の岩垣伸哉氏に話を聞くことができました。株式会社SMV JAPANが生み出しているそれぞれのブランド紹介や会社沿線などを詳しく覗いてみましょう。
電子タバコ「VP JAPAN」ヒットの秘密は?
―VP JAPANとはどのようなブランドなのですか?
岩垣伸哉氏(以下、岩垣)「VP JAPAN」は、日本で初となる電子タバコのブランドです。今では日本全国の小売店で購入できるほど販路も増え、弊社の中核事業に成長しました。
電子タバコと聞いてすぐにイメージができない方も多いと思いますが、ニコチンレスで楽しむことができる禁煙・減煙グッズといえば理解が早いでしょうか。日本は先進国の中では特にタバコの対策が遅れていますが、そこで当社では、なかなか紙巻タバコを減らすことができないヘビースモーカーのために、禁煙につながる提案を行っています。
―ニコチンレスということは体に害がないのですか?
岩垣 はい、ニコチンがないため体に害はありません。通常の紙巻タバコと使用感が変わらず、実際には水蒸気を吸っているだけなので身体に被害がありません。だんだんとタバコを吸わなくても良い身体になることが期待できます。
―ニコチンがない他にメリットはありますか?
岩垣 火を使わないので火事につながることはなく、歯がヤニなどで黄色くなることもありませんし、無臭のものもありますし、香りのあるものもすぐに香りが消えるので、周りが「タバコ臭さ」で嫌な思いをすることもありません。
また、こうした電子タバコ製品は世に増えていますが、VP JAPANの特徴は「日本発ブランド」であるということ。有害物質が入らないよう徹底管理された製造フローのもと、全国に届けておりますので、安心してご利用いただけます。
身体に無害なVP JAPAN製品を利用することにより、喫煙者を増やすのではなく、これまでの喫煙者、特にヘビースモーカーの方が少しでもタバコを減らし、健康になっていただけたらと考えています。
オリジナル傘ブランド「mabu」とは?
―オリジナル傘ブランド「mabu」はどのようなコンセプトなのですか?
岩垣 mabuは、日常のなかのちょっとした不便を解消する、といようなメッセージをもって誕生した傘ブランドです。そのソリューションは様々な種類があるのですが、たとえば強風に強い折り畳み傘、男性でも持てるような日傘、リフレクターがついていて夜間に光を反射する傘など、それぞれの傘に特色があります。
特にゲリラ豪雨にも強い、シームレスジャンプは100mm/hの雨量の雨の時でも骨が折れることがなく、強風でひっくり返ってしまってもすぐに戻る仕組みの傘です。傘をさしているとよくある「困ったこと」を解決してくれる傘をラインナップしてきました。
http://fsimg.shop.mabuworld.co.jp/fs2cabinet/mbu/mbu-sj/mbu-sj-m-01-dl.jpg
―特にユニークな商品をいくつか教えてください。
岩垣 「超軽量折りたたみ傘 hane」を紹介させてください。持っていることを忘れるくらい軽い折りたたみ傘です。なんと重さが80gしかない傘で、これは「スマートフォンの約半分」とか「薄揚げ4枚分」とか表現させていただいています。
折りたたみ傘って携帯用に作られているはずなのに、結構重いものが多く、結局持ち歩かなくなってしまうことが多いようなのです。そして突然のゲリラ豪雨ではコンビニに寄ってビニール傘を買う…こんな不経済なこともありません。本当に持ち歩ける折りたたみ傘を目指して、80gの折りたたみ傘を開発しました。
商品はこちら:
http://shop.mabuworld.co.jp/fs/mabuworld/mbu-lmh
会社のこれまでの歩みと、これから
―どのような想いで事業を行っていますか?
岩垣 それぞれまだ存在していないマーケットを開拓することにより、世界中の皆さまが困っていることを解決することで、世の中に感謝される事業を広めていきたいと考えています。また環境面や皆さまの健康面を守ることにも強い意識を持っています。これは、「環境良し、健康良し、社会良し」の三方良しと表現しています。環境をよくし、健康に貢献することにより、社会の人々の生活に少しでも貢献できるようにということですね。
―これからについても教えてください。
岩垣 引き続き、「良い製品を企画し、世に届ける」という基本姿勢は代わりません。電子タバコでも、いまの加熱式タバコの流行や、それに伴って産まれた悩みを改善するために、VP 4WAYという製品を開発し、販売を開始したところです。
商品はこちら:
http://www.vp-japan.com/fs/vpjapan/vp-4way
事業作りを通じて、よりよい社会への貢献という観点を忘れず、事業を営んでいければと思っています。
岩垣様、本日はお忙しい中インタビューのお時間をいただきありがとうございました。岩垣様が強調をされていたのは「お客様の困ったことを解決すること」でした。ともするととても当たり前のことにも聞こえ、しかし「言うは易く行うは難し」を地で行く言葉でもあります。ヒットに裏技なし、という印象がありました。これからのSMV JAPANの活躍に期待しています。
入社1年目までに読んでおきたい実践的な本
新人本とでもいいましょうか、「入社1年目の教科書」を筆頭に、社会人3年目くらいまでを対象とした本はとても多く出版されています。
大学生くらいのうちに全て読んでバイト・サークルで試行錯誤や実践しているような人が、社会人としてのスタートダッシュを切るのでしょうが、決してそのようにしてこなかった私たちにも、せめて跡追いするチャンスは無いかなと、過去に読んだ「新人本」の傑作を集めてみました。
なお自己啓発本は「漫画版7つの習慣」に留め、できるだけ実践的な内容を選書したつもりです。
まんがでわかる7つの習慣
入社1年目の教科書:岩瀬大輔:本
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入社1年目でなくても勉強になる本です。
むしろ何年か経験を積んだ人の方が役に立つかもしれません。
中には鵜呑みにすると失敗してしまいそうなこともたくさん書いてあるので,空気を読んでやってみることが必要だと思います。
出展「頼まれた仕事は必ずやり切る」「宴会芸は死ぬ気でやる」「50点で構わないから早く出す」など、先輩になって確かに”こういう後輩欲しい。。こういう新人であるべきだったか。。”と思う事項が多いもの。むしろ先輩クラスでは当たり前になっていることもあるだけに、明文化されていないルールの中、これが出来る後輩に対し一目置いてしまうものでもあると思います。
コミック版お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!
入社1年目で頭角を現す人、沈む人
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「入社1年目で」と表題に読者対象を絞っているように、難しい理屈が書いてあるわけではありません。 しかし全55章にわたって 世の中の事例、人さまの事例、著者の失敗談を例に縦横無尽に 社会人になりたての方への豊富なアドバイスに満ちています。
出展考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術
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とても読みやすい本で、30分もあれば読めると思います。
書かれていることは平凡で、当たり前のことですが、実践していくと効果が見られると思います。
類書は数え切れないほどありますので、普段からこういった本を読まれている方は、読む必要はないと思います。
出展伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い:紫垣樹郎,小宮謙一:本
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「伝説の新人」を目指す本ですが、新社会人が「一般の新人」になるために読む本としてもオススメの本です。
新人は社会人経験がないからこそ、「当たり前」とされることがわからないことが多くあると思いますが、この本ではそんな常識をまず解説してくれ、さらに突き抜けるにはどうすればいいかを教えてくれています。
「常に謙虚に学び続ければ、どこまでも成長できる」ということを一貫して伝えている本です。
出展本書が社会人にとって有益なのは、そのような常識(全体像)を先ず解説してくれている点であり、決して「伝説の新人」の話をありがたく聞くだけの本ではない、ということですね。
ハーバード流宴会術:児玉教仁:本
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新人が会社の宴会をしきるための心構えが記載されています。
テクニックとしては社内の宴会と合コンがメインで、接待・社外の懇親会等の記載はわずかですが、心構えは同じなので通じるものがあるでしょう。
出展要するにコミュニケーションが上手であるとか、可愛がられる術を知っているとか、細かいスキルではあるものの、大きな実を結ぶのは間違いない科目と思っています。
ネット・IT近代史を振り返る大型本5冊
ロングテール、フリー等、インターネットでは常識レベルとなっているキーワードもあれば、まだ右のものとも左のものとも判別の付かない「3Dプリンター」などの大きな流れなど、ほぼ「クリス・アンダーソン関連」と言われる向きもあるこれら大型のトピックスについて、まとめてみました。
2006年から2015年まで、このような話題が数年おきにムーブメントを巻き起こしてきましたね。
ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略:クリスアンダーソン,ChrisAnderson,篠森ゆりこ:本
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1.この本の内容の私なりの要約今までは、テクノロジーの限界があり、どうしてもヒット商品しか市場に出回らなかったが、パソコンやインターネットなどのテクノロジーが進歩したことにより、ヒット商品のみならず、ニッチ(少数にしか受けない物の意か)商品も供給でき、かつ消費者もその利益を享受できるようになった。
それは喜ぶべきことである。
ただ、単にニッチがあるだけでは足りない。
出展当時としては音楽配信やコンテンツ配信もまだその優位性を確固たるものにできるかわからない過渡期であったものの、インターネット時代ならではの市場特性を定義してみせた本書は、数あるレジェンド級の位置づけとなっています。
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略:クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明:本
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どうして成り立つのか?と疑問だった、フリーの仕組みがよくわかりました。
典型的な形としては、ある人のしていること(例えば面白いブログを書くこと)自体ではなく、それが大勢の関心を集めることがお金になる仕組みです。
人(関心)が集まれば、人が集まったところに市場(いちば)が出来、そこでは色々な人がお金を儲けることができるわけです。
出展既存の業界に対して「ほぼフリー」で参入し、市場破壊を行いリプレイスを行うような業種もこの当時から増えてきました。往々にして無謀な戦略になちがちのため、このモデルではゲーム以外では資金調達も難しくなっている印象がありますが、本書と似たレイアウトで「リアル・フリー」を謳った脱毛のミュゼ・プラチナムはその筆頭です。
結果的にはゲーム業界は旺盛に需要を伸ばし、脱毛では「任意整理」となっている2015年現在を鑑みると、リアルフリーの世界は、理想はあっても実行のハードルを感じるところでもあります。
シェア<共有>からビジネスを生みだす新戦略:レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース,小林弘人,関美和:本
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ソーシャルネットワーク(SNS)が「共有」という古くて新しい経済活動・人間関係をつむぎだしている、という内容の本。 様々な「共有」のSNSの例が紹介されています。 こんな発想あったのか、とか、こんなものも共有する仕組みがあるのか、と非常に興味深く感じました。
出展しかしながら今日では「SHARE」で各ニッチ業界を攻め切った「クックパッド」「みんなのウエディング」「アットコスメ」等が今のところ勝ち切っていることを見ると、そしてCGMの流れで行くと不動産系の同型メディアなども同様にIPO予備軍であることを思うと、まだまだ実践的な内容であるのではとも思うわけです。
パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ
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一言でまとめると、ネットの誕生により、「公」の中に「私」をさらけ出しているのだから「何を見せるか」を考えるより「何を見せないか」の方が重要。
可能な限り(個人・組織問わず)自分をさらけ出す=オープンにした方が、結果、世の中はよく回る。
ということを、アメリカにおける実例をこれでもか!と集めてネットの良い意味での可能性を説いた一冊。
出展MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
本の内容としては、流石クリス・アンダーソンさんもMAKERS来るでコレ!と本気になって会社作っているほどですので、こちらはこれまでの「クリス・アンダーソン本」よりテンション高いなーと思ってしまったのは、私だけでしょうか。ウキウキしながら読める本です。
インダストリー4.0-ドイツ第4次産業革命が与えるインパクト
そのような中、「インダストリー4.0」の基本書として本書が定着するかはまだわからない段階であるものの、明確なIT近代史(狭義のネット近代史とは少々異なるものの)の最先端であることは間違いありません。
セブンイレブン関連本で学ぶ経営学
国内最強のコンビニチェーン「セブンイレブン」は、本のテーマとしても昔から多々取り上げられてきました。セブン&アイグループとしてホールディングス化してからは、セブンイレブン単体の決算書を見ることができなくなりましたが、既存店の1店舗当たり売上平均は他社(ローソン、ファミリーマート等)より日販が10%程度高く、利益もぶっちぎりであるという帝国を築いています。
さて私は、セブンイレブンでバイト店長を務めた経験があり、現場視点の本に関しては実体験を伴う「言ってること合ってる合ってる!」という感想を持ち合わせているので、ぜひ皆様にもおすすめをしたいと思っています。
厳選した下記書籍からぜひセブンイレブンのことをもっと知ってほしいと思っています。
セブン-イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか(日経ビジネス人文庫):緒方知行,田口香世:本
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独自性と新しさが商売の核となっているという骨太なビジネスモデル。
新しさは優先順位を下げている私にとって、しょっぱなから刺激的。
成功しているビジネスモデルは、考え方や経営哲学がありきの販売戦略、戦術が成り立っているのだと改めて気づかされます。
出展セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事:勝見明,鈴木敏文,野中郁次郎:本
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同書は16歳の高校生向けに書かれたのかと思いきや、普通にビジネス書として成り立っている。
つまりセブンイレブンは、「高校生向きではなくアルバイトも経営を学べる場所」だと言える。
コンビニを1代で今や18000店舗以上展開しているセブンイレブンの経営の強さがわかる1冊です。
出展それでも夜勤を含め全国的には接客態度が目につくシーンは、コンビニチェーン全体であろうものの、いくばくかこういう努力をしているという話は目から鱗のものであります。
まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学:迫ミサキ,セブン‐イレブンジャパン:本
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コンビニ業界で№1をひた走るセブン・イレブンにアルバイトとして入った女子高生の経験から経営学を学ぶ漫画。
セブンは「ローソン」「ファミリーマート」「サンクス」といった同業ライバルを圧倒する売上・店舗数を誇る。
その秘密は徹底した市場調査(マーケティングリサーチ)と、常に顧客目線で改善を実行する現場にあった。
出展セブン?イレブン流98%のアルバイトが「商売人」に変わるノート(TWJBUSINESS):田矢信二:本
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顧客のニーズを把握することは商売上の鉄則。 確かに、感じた事、気付いた事柄を、記入し、振り返ることは非常に重要だと思います。 一人だけではなく、店員(社員)間で、共通の目的、同じ高みを目指すとの意識を持ち、共通の想いでの、さらに上のステージを目指すとの同じモチベーションを持つことが大事。 そこを気付かされた素晴らしい本だと思う。まさに、商売上の原点だと感じた。
出展商売で大事なことは全部セブン‐イレブンで学んだ:岩本浩治:本
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大変気に入りました。
セブンイレブンが何故これほどまでに成功したのか、また成功し続けているのかが良くわかりました。
そして、単品管理の重要性もわかるとともに、それが本当の意味で理解されていないのだとも思いました。
出展セブン-イレブンの仕事術:岩本浩治:本
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筆者の前著「商売で大事なことは全部セブンイレブンで学んだ」が非常に実務的で分かりやすく、しかも筆者の熱い気持ちが伝わる内容だったので即購入しました。
7年間の7-11での勤務経験をリアルに伝えており、随所に出てくるセブン流の仕事術(仕事に関する思想)も参考になりますが、なにより入社からOFCまでの各ステージでの奮闘ぶりに刺激を受けます。
「こんなことを考えて仕事してるのか」「これだけやれば実績も上がるだろうな」と思わせる内容です。
出展セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦:朝永久見雄:本
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7netshopping含む7&Iのインフラやデータを事業に使用できるのは自社グループだけであり、クローズドなインフラと言える。
アマゾンのように個人や他の事業者がインフラやデータを活用して事業ができるオープンなインフラではない点が決定的に違う。
その結果、アフィリエイトのようなしくみもなく、アマゾンでのように個人や企業が積極的に自分のホームページなどで商品を宣伝したり販売したり、カスタマーレビューを書いてみようというモチベーションを高めるしくみにはなっていない。
出展セブン‐イレブンの正体:古川琢也,金曜日取材班:本
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「オーナーは休みが取れない」とか「深夜のバイトはきつい」とか「配送業者は大変」とかだけの本かと思ったら、読んでびっくり、もっとひどい事が書いてある。
また、こういう本は、元オーナー達が仮名匿名で言うばっかりかと思ったら、大学の名誉教授が実名でされた事を訴えていたり、最高裁判決の後訴えた弁護団の会見写真が出ていたりしているので、リアリティもある。
普段コンビニを利用している全国民が、とりあえず全員一度読むべき本。
出展スティーブ・ジョブズやAppleを学ぶ厳選9書
ペーパーバック版スティーブ・ジョブズ1:ウォルター・アイザックソン,井口耕二:本
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この人自体が映画化され未だ様々な所で評価されたり名前が出て来ている人物だが、この本を読んてみて改めて思ったが、決してこの人は天才ではないと言う事。
どうしても天才と言わなければならないなら、人を引き付ける魅力にあふれ、スタッフの掌握力に長け、何か新しい物を作ってやろうと言う力がある人なのだろう。
先見の明がある事や時代の流れを読む力はそれ程必要ではなく、時代の流れを自分の方に流れて来る様に流れを変える力が必要でありそれが出来る人が俗に世間的に言う天才、青年実業家等と言われる人間なのだろう。
出展この本でしか知り得ないiPhoneやiPodの舞台裏もファンには嬉しい話ですが、なによりの収穫は、あれほどの天才経営者を少し身近に感じることができる点で、貴重な読書体験だと思うのです。
スティーブ・ジョブズ名語録(PHP文庫):桑原晃弥:本
気になったレビュー
言葉と説明が見開き1ページで書いてあるので読み易い仕様になっています。
説明を読めば付随したエピソードも知ることができて面白いです。
サイズも持ち運びに便利で、ふとした時に読み返しています。
出展スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン:カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二:本
気になったレビュー
スティーブジョブスのプレゼンに関する極意が詰まった本です。
シンプルに伝える、スティーブのプレゼンを見ているとそれにつきると思います。
実際に自分がプレゼンを行うとき、スライドに情報を入れようと作成してしまいます。
出展スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション:カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二:本
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”イノベーション”というと物々しい響きがありますが、 企画的な仕事で新しいことを生み出す必要がある人には とても役立つヒントが満載されています。 私自身は、ジョブスのこだわりの姿勢やさまざまな哲学が 参考になったし、面白かった。 また、他社の事例(ザッポスなど)も興味をひかれた。
出展アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝:スティーブ・ウォズニアック,井口耕二:本
ThinkSimple―アップルを生みだす熱狂的哲学:ケン・シーガル,林信行,高橋則明:本
気になったレビュー
タイトル通り、“ThinkSimple”の真髄を披露する好著です。
マーケティングのみならず、経営戦略、組織論などに関心をお持ちの読者にも推奨したい。
原著の価値をいささかも損なうことのない翻訳にも5つ星を贈呈したいと思います。
出展アップル驚異のエクスペリエンス:カーマイン・ガロ,外村仁(解説),井口耕二:本
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アップルストアはなぜすごいのか。
この本には、世界14カ国・日本には7店舗あるアップルストアの、素晴らしいサービスと優れたセールス実績の秘密が書かれています。
しかしそれは話しの軸に過ぎず、最高の顧客体験(UX)を実現する方法論を、幅広い他の事例と共に具体的に解説しているのが本書の特徴です。
出展本書は、アップルストアのことを知ろうと思えば、これ以上ないほど丹念に取材された書籍です。店舗出店を考えているブランドや通販サイト、小売店で働く人にとっても役に立つ話はあるはず。
アップルのデザイン:日経デザイン:本
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ハードウェア、ソフトウェアから、店舗設計、物流、広告、パッケージ、さらには年次報告書に至るまで、一貫して「デザイン」を切り口にアップルの製品と企業活動を追っていく。この姿勢はデザイン専門誌ならではのものだろう。Walter Isaacsonによるジョブズ伝記を読んだ今となっては、各トピックについてもう少し掘り下げてほしいと思わないではないものの、その中では他章とアンバランスなまでにギークな第2章「分解して分かるアップルデザインの真髄」が白眉ではないだろうか。/p>
起業の準備をしている人に薦めたい超現実的な本
起業といえば、少し前は上場または売却によるイグジットを前提としたものが多かったように思いますが、現在では「独立」「フリーランス化」「個人事業」など、生きる手段としての非・サラリーマンとしての”起業”が語られるようになったとも思います。
つまりは、時間も金銭も拘束されたサラリーマンではなく、時間と金から開放された事由な生き方を追求する結果、その選択肢としての起業、実態としては少し事業体っぽいフリーランスまたは家業、そういう選択をする人が増えているのではないかと。
起業の準備におすすめな本をピックアップしていますが、その前提として「まず、食っていく」という点にフォーカスをしながら、目線を高めていく本をご紹介できればと思います。
なお、資金調達をするようなビッグビジネスについては、この記事でも一部触れていますが、別途選書してご紹介しようかなと思っています。
1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法:クリス・ギレボー,本田直之:本
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価格設定を低くすると要望やクレームが多くなり、価格設定を高くすると要望もクレームもなく、スムーズなサービスを提供できるというのが、自分の中ですごく刺激を受けたところでした。
人が良すぎるせいか、安請け合いをしてしまいがちなので、やっぱりこれは疲れるだけのスパイラルに入っているのだなと……。
自分の提供できる「価値」を見直すきっかけとなった、いい本でした。
出展マンガでわかる1万円起業:クリス・ギレボー,あいはらせと,本田直之:本
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活字もマンガ版も読ませて頂きました。 起業したいと漠然ながら考えている人へ起業への軸を作ってくれる良書のマンガ版である。 マンガ版は大抵は活字の原書への手引書ではあるが、こちらはマンガ版でありながらハイクオリティな出来で活字の原書に引けを取らない。
出展ひとりビジネスの教科書:自宅起業のススメ:佐藤伝:本
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サラリーマンです。
最近、会社員生活に行き詰まりを感じていましたが、この本を読んで、「ひとりビジネス」を始める勇気が出ました!ありがとうございます。
「起業なんて、とんでもない」「特別な能力のない自分には、何もできっこない」と思っていたけれど、「私でも、始められそう!」いや、むしろ、「何か始めなきゃ!」と、ヤル気が湧いてきました。
出展絶対成功「好きなこと」で起業できる(アスカビジネス):三宅哲之:本
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天職デザイナーの三宅哲之さんが起業直後の 試行錯誤や失敗談も包み隠さず盛り込んだ、 たのしく継続できる起業準備の指南書。 1年半以上かけて、じっくり起業準備に 取り組みたい方にピッタリな一冊です。 目次に沿って順番に一つひとつ取り組むことで、 パズルのピースを埋めるように起業準備が整って いきます。
出展集客・マーケティングから会社設立、資金調達まで起業の疑問と不安がなくなる本:中野裕哲:本
はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術:マイケル・E.ガーバー,MichaelE.Gerber,原田喜浩:本
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物語風に書かれていて読みやすい。
実際に事業を起こして失敗している人にアドバイスをしながら理想的な起業とは何かを説く。
「起業家」「マネジャー」「職人」という三つの概念を持ち出して説明する様におもわず、「おお。
出展成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語:神田昌典:本
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リストラされた社員がいろいろな機会を捉え、努力して邁進して、事業に成功する。これが序章のような位置づけです。そこから物語が実際には始まっていきます。成功してもどん底のような不幸にまみれていきながら、生きるヒントならぬ、成功者の不幸に陥らないヒント、のような話になっていきます。
出展起業のファイナンス 増補改訂版 ベンチャーにとって一番大切なこと:磯崎哲也:本
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間違いなく、ここ最近のスタートアップが事前に知っておくべき情報が満載でした。 そして、知ることで自分を守るための知恵がここにあり、グノシーのような創業者が追い出される悲劇を生み出さないためにはこうした知的武装こそが経営の原点なのだなと感じました。 今、知られたことが武器であり、知らない人よりも一歩先へ進んだとも感じられます。
出展「ハーバード流交渉術」とか超ぬるい、橋下徹式交渉術
「行列のできる法律相談所」時代から頭角を現し、大阪府知事・大阪市市長・維新の党代表代行を経た橋下徹氏。政治家に転身する前には「交渉術」の書籍がいくつかあり、実はその内容はとても参考になる良書だということが、大阪府知事に立候補してから夜に知れ渡ることとなるのです。
現在は、「大阪都構想」を論点とした選挙で破れ、引退表明。しかし益々今後が気になる彼の動向をチェックする前に、いくつか書籍を通じて、おさらいしてみませんか。
なお、当ブログは特定の政治指向についての意見は表明しないようにしているつもりですし、直接的な政治がらみの本はピックアップしていませんが、橋下徹氏をポジティブな方向に認めている方向の記述となっているのは、本が面白いかどうかの話として捉えていただければと思います。
最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72:橋下徹:本
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「交渉の途中で,自分の発言の不当性や矛盾に気付くことがたまにある... 運悪く相手方に気づかれてしまったら,仕方がない. こんなとき私がよく使うテクニックがある.相手方に無益で感情的な論争をわざとふっかけるのだ..... さんざん話し合いを荒らしまくっておいて,最後の決めぜりふにもっていく 『こんな無益な議論はもうやめましょうよ。こんなことやってても先に進みませんから』 自分が悪いのに、こう言って終わらせてしまうのだ....これは有効だと思う」
出展ご安心ください、いまは1500円くらいに落ち着いていますので、常識的な価格で取り寄せできますね。私は高く買ったがために、ありがたく読んでいますが、内容はやはり独特の交渉術。この本を読むと、彼の記者会見ないしはディベート能力の一端を知ることができます。また、「負けない」という意味も深く分かります。
図説心理戦で絶対負けない交渉術:橋下徹:本
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この本の著者は、弁護士さんなので、弁護士の視点から見た交渉術に重点が置かれ、記述されています。
橋下弁護士は(自分も他人から聞いた話なので、定かではないのですが)、ヤ○ザ(・・・あえて「ヤ○ザ」と伏せさせていただきます・・・)な人達と交渉を重ね、弁護士としての実績を積み重ねてきた、凄腕の弁護士、と聞いたことがあります。
それだけに、本書では、かなりハードな交渉術が記述されていて、やっぱり「弁護士さん」は大変な仕事をしているんだなぁ・・・と一般人としては、感じてしまいました。
出展先ほどの「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術」とあわせて、彼の当時の交渉術は、信頼関係をもとにしない交渉術となっています。お互いの利害を突き合わせる「ハーバード流交渉術」とか、この視点からいうとなまぬるいんです。でも、そういう交渉シーンって生きてたらある気がしませんか?または、怖いもの見たさで知っておきたいなって思いませんか?
今では、そんなハードな交渉の反復を行う日々が、今の橋下徹氏を作り上げているのかと理解すると、やはりディベートの達者さには合点がいくものです。
橋下式絶対負けないケンカ術(祥伝社黄金文庫):向谷匡史:本
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橋下徹氏の言動を兵法三十六計に当てはめて解説している点が面白いと思います。兵法三十六計自体も面白いモノですが、現実社会に使えるように現代風に当てはめるのはなかなか難しい。これを事例として大阪の橋下市長の報道事実に当てはめるとどうなるか。
出展
こちら「まんがでわかる7つの習慣」は、さすが世界No.1自己啓発本を漫画化するにあたり、中途半端なものは出せまいということで、しっかり構成も練られているような丁寧さを感じるところ。
社会人になっても出来ていないことがあるなかで、いつ読んでも7つのうちどれかは自分の内面と付き合わせることができる本だけに、「全く読んだことがない」という人はやっぱり、読んでおいてほしいなと素で思うところです。