入社1年目までに読んでおきたい実践的な本
新人本とでもいいましょうか、「入社1年目の教科書」を筆頭に、社会人3年目くらいまでを対象とした本はとても多く出版されています。
大学生くらいのうちに全て読んでバイト・サークルで試行錯誤や実践しているような人が、社会人としてのスタートダッシュを切るのでしょうが、決してそのようにしてこなかった私たちにも、せめて跡追いするチャンスは無いかなと、過去に読んだ「新人本」の傑作を集めてみました。
なお自己啓発本は「漫画版7つの習慣」に留め、できるだけ実践的な内容を選書したつもりです。
まんがでわかる7つの習慣
入社1年目の教科書:岩瀬大輔:本
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入社1年目でなくても勉強になる本です。
むしろ何年か経験を積んだ人の方が役に立つかもしれません。
中には鵜呑みにすると失敗してしまいそうなこともたくさん書いてあるので,空気を読んでやってみることが必要だと思います。
出展「頼まれた仕事は必ずやり切る」「宴会芸は死ぬ気でやる」「50点で構わないから早く出す」など、先輩になって確かに”こういう後輩欲しい。。こういう新人であるべきだったか。。”と思う事項が多いもの。むしろ先輩クラスでは当たり前になっていることもあるだけに、明文化されていないルールの中、これが出来る後輩に対し一目置いてしまうものでもあると思います。
コミック版お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!
入社1年目で頭角を現す人、沈む人
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「入社1年目で」と表題に読者対象を絞っているように、難しい理屈が書いてあるわけではありません。 しかし全55章にわたって 世の中の事例、人さまの事例、著者の失敗談を例に縦横無尽に 社会人になりたての方への豊富なアドバイスに満ちています。
出展考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術
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とても読みやすい本で、30分もあれば読めると思います。
書かれていることは平凡で、当たり前のことですが、実践していくと効果が見られると思います。
類書は数え切れないほどありますので、普段からこういった本を読まれている方は、読む必要はないと思います。
出展伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い:紫垣樹郎,小宮謙一:本
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「伝説の新人」を目指す本ですが、新社会人が「一般の新人」になるために読む本としてもオススメの本です。
新人は社会人経験がないからこそ、「当たり前」とされることがわからないことが多くあると思いますが、この本ではそんな常識をまず解説してくれ、さらに突き抜けるにはどうすればいいかを教えてくれています。
「常に謙虚に学び続ければ、どこまでも成長できる」ということを一貫して伝えている本です。
出展本書が社会人にとって有益なのは、そのような常識(全体像)を先ず解説してくれている点であり、決して「伝説の新人」の話をありがたく聞くだけの本ではない、ということですね。
ハーバード流宴会術:児玉教仁:本
気になったレビュー
新人が会社の宴会をしきるための心構えが記載されています。
テクニックとしては社内の宴会と合コンがメインで、接待・社外の懇親会等の記載はわずかですが、心構えは同じなので通じるものがあるでしょう。
出展要するにコミュニケーションが上手であるとか、可愛がられる術を知っているとか、細かいスキルではあるものの、大きな実を結ぶのは間違いない科目と思っています。
こちら「まんがでわかる7つの習慣」は、さすが世界No.1自己啓発本を漫画化するにあたり、中途半端なものは出せまいということで、しっかり構成も練られているような丁寧さを感じるところ。
社会人になっても出来ていないことがあるなかで、いつ読んでも7つのうちどれかは自分の内面と付き合わせることができる本だけに、「全く読んだことがない」という人はやっぱり、読んでおいてほしいなと素で思うところです。