BOOKUMA的おすすめ書籍ランキング

本に関わる仕事をしてます。本たくさん読みます。

野球マンガ(割りと最近)オススメまとめ

野球漫画もジャンルとして根強く、また巻数が長いものが多くじっくり楽しめるのが特徴。私も好きでずっと読んでいるのですが、紹介し過ぎても選べないと思うので、厳選・最近の5つをピックアップ。ちなみに厳選した結果、(最近のというフィルターもあり)「あだち充」はランクインしませんでしたので、もしお目にかかっていないものがあれば手にとって見てください。

Major―Dramaticbaseballcomic(1)(少年サンデーコミックス):満田拓也:本

 

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漫画と言えど、必殺技などを使わず、野球のリアリティを追及したものが読みたい!と言う方にお勧めです。

小学校の頃から、現在では高校野球編まで書かれていますが、妥協なく、野球の世界を追求しています。

ただ、主人公は本当に、天真爛漫ですが・・・。

出展
一旦こちらのマンガは完結し、「MAJOR 2」が始まっています。そのため「MAJOR 1」に該当するこちらはまとめ買いして、再度読み始めているところ。トレーニングのしんどさ、スタミナやケガとの向き合いは克明に描かれており、自分も野球をしているような気になるものです。

ダイヤのA(1)(講談社コミックス):寺嶋裕二:本

 

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野球名門校での野球を中心とした人間関係や成長を描いた漫画。

野球の試合自体も面白いけど、一番の見どころは野球部内の人間関係だと思います。

同じポジションをとりあうライバルと、時に競い合い、お互い認め合っていったり先輩たちにパシられたり、面倒を見てもらったり人間関係を通じて成長しながら、甲子園を目指していきます。

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出展
47巻をもって、ストーリー的には一度区切りがつきました。そのため47巻までは一気読み歓迎です。食わず嫌いで読んでいない人がいたら読め。野球知らない人でも読める。ストーリー展開は、ゴールから逆算されたかのような丁寧な割り振りで、「絵を書く前の企画段階で時間かけてるんだろうなー」というのが分かる丁寧さ。

おおきく振りかぶって(1):ひぐちアサ:本

 

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この漫画に出てくる野球部は、新設ではあるがかなり恵まれている。

勉強熱心で熱意のある顧問教師、野球部に尽くす決心を固めている技術・メンタル面ともに申し分ない監督、仲が良くひたすら勝利に向かって夢中にプレーする純粋な部員達。

ある意味理想像だが、嫌味な感じは全くない。

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出展
完結していないので注意です。(執筆段階で25巻まで発売)10巻くらいまで絵に我慢できれば、相当おもしろい内容。特に「キャッチャー目線」「軟投派投手」のカテゴリに入るこの野球漫画は、やはり絵を描く前にしっかり練られてるなーという印象をうける良作。(いや、もちろんいずれのマンガも、絵を描く前に企画寝られてるんだけども。でも打席ごとの配球を確認すると、読みながら関心してしまうのである。)

ラストイニング1―私立彩珠学院高校野球部の逆襲(ビッグコミックス):中原裕,神尾龍:本

 

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裏表紙のこの言葉につられてこの本を買いました。

しばらくビックコミックスピリッツには遠ざかっていたので、中原裕作画で連載されていることを知りませんでした。

なんとなく私の地元埼玉っぽさがでているキャラの名前、主人公鳩ヶ谷(はとがや・・・これも埼玉県)の意表をつく部員の練習法、そして、「星飛雄馬(ほしひゅうま)も番場蛮(ばんばばん)も藤村甲子園(ふじむらこうしえん)もみんな左投げだ。

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出展
完結済み、さくっと土日ハマれる44巻までのシリーズです。監督目線、マネジメント手法とトレーニング方法でチームを引っ張る野球マンガ。監督が元捕手であり、試合が増えるにつれて捕手の八潮選手を中心とした「捕手目線」のやり取りも増えます。

グラゼニ(1):森高夕次,アダチケイジ:本

 

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普段の野球中継はほとんど見たことがない。

家族のおつきあいで流れてるのを横目に、別のことをしているような生活の自分だが選手の内側を見せてくれるこの漫画にハマッてしまった。

ルールも知らないけど、打率の説明など読むとわかりやすかった。

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出展
プロ野球の舞台を、給料(ゼニ)を中心に描く野球漫画。17巻で一旦完了し、新シリーズ「東京ドーム編」がもうすぐ4巻まで出ている状況といった割と最近の野球漫画で、さくっと追いつくにもとても読みやすいかと。作者がプロ野球解説のゲストに呼ばれたり、何かと注目をされている他、プロ野球選手の裏側を丁寧に取材した形跡を節々に感じる作品作りに、2度3度読んでしまうところ。

海外の神がかり的企業、起業家の本まとめ

海外の起業家は、日本のそれよりも「高成長」「高バリエーション」「高報酬」のイメージがあります。実際、シリコンバレー等では繁栄したエコサイクルのもと桁違いの売却やIPOのニュースも聞きますが、それだけではない”発想の大胆さ”なども参考になります。 強いては物語として凄いねではなく日本人からも傑人をもっと生み出したいと思うわけですけど、とりあえず実行できるかさておき、面白かった本をオススメします。

IKEAモデル―なぜ世界に進出できたのか:アンダッシュ・ダルヴィッグ,志村未帆:本

 

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もしかしたら今年のNo.1かもしれない本!starbucksもそうだが今日の偉大な企業には偉大な企業文化がある。

この本で言う「うちのやり方」だ。

そう、「うちの」と言えるかどうかが重要でよその「うちの」を本を読んでまねしたり、コンサルから教わってやっても、それは所詮文化として根付かない。

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出展
IKEAって日本でも急に根付きましたよね。スウェーデン発のグローバル企業として日本で771億円(2014年度)、世界で287億ユーロ(雑にまるめて3兆円)の売上を誇る家具・インテリアの巨人。ビジネス書レビューメディアで各所高い評価を得ておりオススメ。

顧客が熱狂するネット靴店ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか:トニー・シェイ,本荘修二,豊田早苗:本

 

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後書きも含めて412ページというページ数の多い翻訳書ですが、ストーリー自体も面白く、一気に読めました。

顧客や従業員に、思わず「ワオ!」と言わせるような素晴らしいカスタマー・サービス、コアバリュー、企業理念の重要性、善き企業文化(社内カルチャー)づくりが、善きカスタマー・サービスにつながっていくということ、そして、最終章で語られている、人は何故働くのか=ハピネスという、人生の目的に関する、深い哲学的な考察に至るまで、若干36歳の著者、ザッポス・ドットコムCEOのトニー・シェイ氏の考え方、生き方に感心させられました。

「変化を受け入れ、変化を推進する」というメッセージは、シリコンバレーで成功した企業群にも相通じるアメリカ的な良い意味での楽天主義に裏打ちされた思想だなと思うんですが、衰退を恐れ、萎縮傾向に或る日本企業が最も学ぶべきことなのではないかと思います。

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出展
特に通販サイトの事業者であれば必読書なのですが、それ以外でも単に面白いノンフィクション・ビジネス系の書籍をお探しなら、読みやすさもあわせて鉄板。サッポスはいまAmazonの傘下ですが、創業期には靴の在庫を仕入れすぎてキャッシュフローが回らなくなる苦労など、地味な経営努力が裏側にあることも感じさせます。

ジェフ・ベゾス果てなき野望:ブラッド・ストーン,滑川海彦(解説),井口耕二:本

 
前述のサッポスを買収したAmazonの本。自伝ではなくジャーアナリストによるヒアリングを中心に描かれており、客観的にAmazonを知ることができる点は評価されているところ。目線を高くして読まないと「凄い人だったね」で終わるばかりか、逆にここまでしないといけないのかと火傷します。

HowGoogleWorks(ハウ・グーグル・ワークス)―私たちの働き方とマネジメント:エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ,土方奈美:本

 

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新聞の広告を見て気になっていたのですが、昨夜立ち寄った書店で見かけて買ってみました。

まだ半分くらいですがとても面白いです。

ここで言う「面白い」には、新たな気付きや発見は勿論のこと、私にとって耳の痛いことやバツの悪いこと、そして読みながら考え直したり反省したりすることが数多く含まれています。

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出展
この本の最大の気付きは、「Googleは目新しいことをしている訳ではない」ということ。製品はユニークかもしれないが、経営に関してはきっと真似できるところが多いのではないかとも思うわけです。いや、「言うは易く行うは難し」がそのまま当てはまる事かもしれませんが。

イーロン・マスク未来を創る男:アシュリー・バンス,斎藤栄一郎:本

 

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一気に読んでしまいました。

確かに、今日技術的な大きな壁に挑み社会の限界を超えるというビジョンを持った企業体があまりに少ない。

利用と活用ばっかりで、本文中の表現を借りると「いかにクリックさせるかばかりを考えている。

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出展
Amazonのジェフ・ベゾスと同じく「真似できねーよこれは!」と思わせる天才起業家の話である。(いや、Googleだったら真似できるとうう話でもないのだが)そんな彼は、Paypalやテスラ・モーターズを筆頭に経営者として知られていくのですが、エンジニアとしての優秀しさが際立つものの、経営者としてはスティーブ・ジョブズと同じくクビになった過程もあるとのこと。読後感は気持ちよく、絶対真似できない天才の話だけど気持ちが上向くのも収穫。

スターバックス成功物語:ハワードシュルツ,ドリー・ジョーンズヤング,HowardSchultz,DoriJonesYang,小幡照雄,大川修二:本

 

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起業を目指す人や、現在の仕事に満足していない人にとって、将来へのヒントが満載されている。

[二階建て住宅用の土地に百階建ての高層ビルを建てることはできないのだ]という著者の言葉通り現在のスターバックス成功の理由は、初期の頃のビジョンを貫く為の様々な基盤整理、人材配置、長期を見据えた戦略等にあると思うが、一番の根本的理由は、人(従業員、顧客、仲間)への敬意と愛情だと思う。

この本の何よりの魅力は、著者の生の声が聞こえて来るように感じられる事だ。

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出展
ちょっと「海外の神がかり的企業や起業家」でまとめるとITばかりが目立ってしまうのですが、スターバックスはいかがでしょうか。日本で1000店舗、世界で2万2000店舗。日本では1200億円、世界で2兆円くらいの年商となる巨大コーヒーチェーン。本書を読み一言でカテゴライズするのであれば、スターバックスは「企業理念を重んじ、スタッフを大切にする会社」です。前述するIKEAやサッポスと似ている志向性というのも面白い気づきとなりました。

ロープライスエブリデイ:サムウォルトン,ジョンヒューイ,SamWalton,JohnHuey:本

 

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はっきり言って最高の内容です。

私は自分の聖書として使っています。

サムの機嫌が悪いときを知っていますか?それは飛行機のファーストクラスしか空いてなく仕方なくそれに乗った時です。

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出展
最後は「ウォルマート」創業者のサムウォルトン氏。いまや約57兆円と予測される直近の年商規模は、世界2位、小売で1位。(ちなみに1位はロイヤル・ダッチ・シェル(オランダの石油会社)、3位以降もアメリカ・中国等の石油会社が続く)そのウォルマートの黎明期には、やはり見応えのあるストーリーが数知れず。新規出店を検討する際に、ヘリコプターで上空から狙いを定めたなんていうトンデモ手法が未だに記憶に残っています。

実は面白い東京都知事、都政の本(石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏)

総理大臣よりもある意味で権限が多いとも言われ、「日本の大統領」とも言われる「東京都知事」。都知事の出している都政(行政)の本をまとめます。

また、戦後で8人しかいない都知事、最近の話を中心に見ていると主に石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏の特集になってしまいましたが、この2人、作家なのです。作家が、自分が体験したことを書くのだから、面白く無いはずがないし、実際読み物としては相当楽しめました。そう、実は都政に関する本って、読み物として面白いんです。

特段お二人のアンチでなければ、ぜひ主人公に没入いただくことで「俺最強!」感も味わえる読後感のよいノンフィクションがあります。

ドキュメント副知事――猪瀬直樹の首都改造・一八〇〇日:西条泰:本

 

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猪瀬直樹氏が知事選に立候補し、ある意味でタイムリーな本である。

ただ、本書は、氏の仕事について、筆の立つ本人ではなく、TV記者の取材から生まれた本であることに価値がある。

氏の仕事というのは、結果よりも、その過程の方が面白い。

猪瀬直樹氏は、残念な辞任の仕方となってしまいましたが、副都知事の時は割と期待できるプレイヤーだったように覚えています。実際、あらゆる事業や事案を素早く片付けながら、上手に石原慎太郎氏の女房役を努めている様を読み、都政または国政は、惜しい人を退場させたとも思ってしまうところ。

東京の副知事になってみたら(小学館101新書):猪瀬直樹:本

 

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すさまじい調査力を持つ作家としてもすごいが、政治家としても規格外のエンジンを持っている猪瀬直樹に、本書を読み、改めて驚かされた。

「悪い」と思ったら、都職員だろうが参院職員だろうが官房副長官補だろうが「冗談じゃないよ!」と、「お上」感を丸出しにする人間には手厳しく対応する。

就任早々さんざん問題になっていた豪華な議員宿舎計画をぶち壊して以降、水道運営ビジネスを立ち上げ、自治体で最初に夕張市に職員を派遣し…と巨大機構の中で、よくもまあ次々と課題を見つけてくるもんだと感心した。

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惜しい人を退場させたという印象があるが、行政マンとしては一流でも、政治家としてはスコアが足りなかったということも、事後としては痛感させられるところ。自伝として大目に見ても、作家ならではの本をぐいぐい読み進ませるところは流石なので、誤読感は爽快なものですよ。

東京革命わが都政の回顧録:石原慎太郎:本

 
石原慎太郎氏は、猪瀬直樹氏よりもっとアンチも多く賛否両論といったところがありそうですが、競争率高い都知事選において4期連続当選を果たすところは実績十分で、当時の感覚としても「良くも悪くも進む」というところ。実際、財政面の健全化や、カラス退治に至るまで、評価されている事項はあると思います。

国家なる幻影〈上〉―わが政治への反回想(文春文庫):石原慎太郎:本

 

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文士石原慎太郎はベトナムでみた危機的状況下での知識階級そして国民の「無関心」をみ、我が国に同様の危機を感じ「政治家」となった。

その石原氏が実際に政治に飛び込み格闘した「政治」の本質、人間、そして数々の事件を25年間の国会議員としての活動を通して記した「記録」。

我々が断片的にしか知り得なかった数々の事件や事象、そして自らが当事者として当たった案件、政治家生活で知り合いすれ違った多くの知己につき、克明に記されており、読者の興味は尽きない。

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都知事選に4期連続当選(それも、開票時にほぼ確定)するほどの男は、東京都知事になる前から国政でも賑やかにしていたわけですが、少し前に出た本で絶版の様子(Kindleで読むのが現実的な手段)。それにしても作家が書くんだからずるいと思うわけです。面白い。Kindleで読んで下さい。

都知事―権力と都政(中公新書):佐々木信夫:本

 

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力作です。

タイトルは「都知事」ですが、本書のカバーしている範囲は、都知事にとどまりません。

東京都庁の全容を明らかにしようとする1冊です。

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こちらは都知事が書いた本ではなくジャーナリストによる本ですが、石原都政を客観的に描きながら、東京都知事の権限の大きさ、組織の大きさを描きます。都政を語るとき、この要点が外せないんですよね。「日本の大統領」といわれる東京都知事とその行政を丁寧に描きます。

東京を変える、日本が変わる:舛添要一:本

 

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東京を変えればも日本も変わります!悪い方向に!素晴らしい!是非とも消えてなくなって頂きたいハゲですね!。

このブログでは、特定の政治指向を述べるつもりはないし、本が面白ければ面白いということで評価をしていきたいのですが、今の都知事の本がでているよ~とのことでまとめました。下馬評ではレビューがお察しなのですが、「東京を変えると日本が変わる」というのはまさしくその通りと思っていて、ぜひその視点を良い方向に導いて欲しいなとつぶやくところ。少なくとも、東京が商圏の人というと大げさだけど、都市計画に携わる人は立ち読みしておきたいですね。あっもう書店には並んでないので、Kindleですかね。

日本の起業家ノンフィクションの本

成功から失敗、道半ばまで。起業家・経営者に触れたいならこちらはいかが?おすすめ本を紹介します。

青年社長〈上〉(角川文庫):高杉良:本

 

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会社を自ら創業し、貴重な指導者に出会い、そして会社組織をまとめ、ひと通りの失敗を経験し、更に会社を飛躍させていく、その途上で、日本製粉や横浜銀行などの大きな勢力の支援を得つつも、発展が進む中日本製粉とは資本政策で対立したりと、おそらく創業者が株式公開までにたどる道のりがひと通りイメージできたのは勉強になりましたし、そのステップを概要で知りたい方にはドラマの臨場感もあるので、非常に有用だと思います。

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今やブラックの代名詞なのは確かですが、ゼロから東証一部上場企業を作り上げた渡邉美樹氏の実話をもとに、血の滲むような努力と苦節からブレイクするに至る創業ストーリーとしては読みやすさもあわせて傑作。賛否両論だが小説としてはまず面白い。

熱狂宣言:小松成美:本

 

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取引先の従業員として、年々の成長のインパクトに興味を持って拝読しました。

私と同じ様な立場の読者も大勢いるのではないかと思います。

自ら興した会社を一代で東証一部に上場させた手腕や持っている運気は並外れていると感じます。

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ダイヤモンドレストランという会社を詳しく存じていませんでしたが、自分もヘビーリピートする居酒屋がいくつかありました。世界観たっぷりの企画系居酒屋はこういう会社によって経営されているんですね。自叙伝ながら評価が高い一冊です。

ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント:高島宏平:本

 

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高島さんの本が出るということで、速攻amazonでポチりました(笑本文の内容はぜひ本書で確認していただきたいので多くは語りませんが、まるでジェットコースターのような速度で物語は進んでいき、プロローグからあとがきまであっという間でした3時間くらいで一気に読み切り、読後感は爽快そのもの!でしたまた他のビジネス書とは違って読みやすい文体で構成されており、キーワードが1章に何十個もないので普段あまり本を読まない私でもスッと読み込むことができました。

あと、物語としても面白いので、マンガ化やドラマなど他のメディア展開も勝手に期待しちゃいます!。

「新鮮野菜のネット定期購入」という分野で創業し、オフライン店舗にも活路を見出すベンチャー企業創造記。ネットでなにかやりたい!とお考えの方は多いと思いますが、オンラインで完結せずにオフライン上のなにかと取引する場合、一読する価値あるかなぁと。

熔ける大王製紙前会長井川意高の懺悔録:井川意高:本

 

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このひとは面白いなあ。

懺悔録の体裁をとってるのにもかかわらず、面白い点をいくつか。

1.イケナイことしたと反省しつつ、自分の階級や有名人との交流話につい話が弾んでしまうところ。

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盛大なる言い訳集のようにも思えるし、「熔ける」っていやいやなんか客観的ですね、「熔かした」のほうが正しいのでは?というツッコミもありますが、こういうタイプの自伝は見たこと無くて面白かったです。

リブセンス〈生きる意味〉:上阪徹:本

 

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前近代的な起業家や経営者みたいに、今後は年商うん億円にしてやるとか、そういう話がほとんど出てこない。

六本木ヒルズにオフィスを構えたいだとか、従業員を何千人にしたいとか、そういううわっつらのスペック的な話は皆無。

別に清貧を気取っているわけではなさそうだ。

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最年少上場した彼ですが、考えていることがニュータイプで、これからはこういう価値観をもったビジネスマンが共感を集めていくのかなぁ…と感じた一冊です。

起業家(幻冬舎文庫):藤田晋:本

 

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正直、前回の作品の方が断然面白かった。

おそらくそれは前回執筆した時はまだサイバーが明日をも知れぬ状況の中で書いたからだろう。

臨場感があった。

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サイバーエージェントが今や確固たる地位となったからこそ、後から答え合わせのように知ることができる。まぁ多くは会社経営の重圧の話なんですけどね。アメーバブログ成功までの全力ベットそしてギリギリの戦いは臨場感がありました。