アフリカビジネス、BOPを理解するオススメ本
21世紀はアフリカの世紀とかつて言われていましたが、当面は底辺層とのインドやインドネシア等がBOP(ボトム・オブ・ザ・ピラミッド (Bottom of the pyramid))の主役になりそうな予想もあります。とはいえ、最後のフロンティアとも呼ばれている大陸の動向は、教養としても常にチェックしておきたいもの。 私はアフリカに行く用事は当面無さそうなのですが、ビジネスチャンスにはワクワクしますし、現地で頑張っている日本人の話も元気がでます。そのような本を集めてみました。
アフリカ苦悩する大陸:ロバートゲスト,RobertGuest,伊藤真:本
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アフリカがどうして発展できないのかという問題を、南アフリカ駐在のジャーナリストが細かに書いた本。
私のようなアフリカに対する知識ゼロの人にもわかりやすいように、非常に細かいところまでやさしく書かれている。
特に著者の専門でもある経済的な視点からの切り口はすばらしい。
出展プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!:石川直貴:本
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話としては面白いが、具体的なアフリカでの仕事の中身が分からない分実感がわかなかった。アフリカという市場の魅力に関しては伝わってくるものがあったが、やはりそもそもアフリカという場所を良く知らない僕として理解力が不足していたということか。
出展日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る:なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをとれたのか?:浅枝敏行:本
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農薬を得意分野のひとつとする住友化学が開発したポリエチレンの殺虫剤練り込みの蚊帳「オリセット」。
そのひとつの工業製品に関わった方々とWHO推奨製品として、そしてその後に小売として市場に販売展開するストーリー。
人道的な意味合いと、アフリカが市場という特異性がトピックメイキングな内容であるが、開発から企画、製造、そしてマ-ケティング、販売にいたる紆余曲折をともなう、艱難辛苦のプロジェクト遂行とその成功物語に際立った目新しさはない。
出展裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記(講談社BIZ):山口絵理子:本
池上彰のアフリカビジネス入門:池上彰:本
BOP超巨大市場をどう攻略するか:小林慎和,高田広太郎,山下達朗,伊部和晃,野村総合研究所:本
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アジア、アフリカ、南米には、必死に生きている何十億というBOPの人たちがいる。
彼らには、Japanブランドの高級高額な商品を購入できるだけの購買力はない。
しかしながら、彼らは、よりよい生活を求め、日々必死に成長を続ける、活力あふれる、膨大な数の購買層なのである。
出展謎の独立国家ソマリランド:高野秀行:本
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ルポルタージュといってもいいし、探検記といってもよい。
冒険・政治経済・安全保障・国際問題・民族問題・海賊問題などさまざまなテーマが詰め込まれ、500ページほどの本がすいすい読める。
崩壊国家として名高いソマリアを北から南下。
出展世界の辺境とハードボイルド室町時代:高野秀行,清水克行:本
私達からするとアフリカ人って異次元、異星人に思えてしまいますが、一方室町時代の人々なら当時の野蛮な行為も少しは理解できるところ。日本人の価値観を手がかりに、アフリカ人の思考回路を探る、良書です。