インダストリー4.0って何だ?本で学ぶ決定版
インダストリー4.0という言葉をよく聞くようになりました。とてもネット業界っぽいネーミングで、なにやら次の風潮のようですが、いろいろと書籍を漁り、自分なりに理解してみたところです。
要するにIOT(Internet of Things)の進化により、工場の革命が起こせそうだ、という話であり、私の理解では、「スーパーマリオメーカー」の全自動マリオのようなもので、全自動マリオと違うのは、個々のパーツがインターネット(又は工場内LAN)で繋がれていてセンサーや他の機器のシグナルを元に動く所。(え、乱暴すぎかな?)
工場の事例を先に作りこみたいドイツ、IOTを設計するためのOSとかをデファクトスタンダードにしたいアメリカ、日本はどうするの?というのが今日の立ち位置でしょうか。
あとは、インダストリー4.0的な工場を設計できるエンジニアが必要になるので、それこそ、スーパーマリオメーカーで鍛えていただければ。
詳しくは、書籍を手にとって見て下さい。
決定版インダストリー4.0―第4次産業革命の全貌:尾木蔵人:本
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ドイツのインダストリー4.0が話題になっているので、書店で本書を購入した。
出張の行き帰りで、一気に読める読みやすい本である。
読後に感じたのは、ドイツがすごいというより、ドイツと米国と中国の3国の包囲網ができて、日本が地盤沈下していくのではないかという恐怖。
出展インダストリー4.0-ドイツ第4次産業革命が与えるインパクト-(B&Tブックス):岩本晃一:本
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日本がどちらの陣営に付くかという視点では、筆者は国民性や価値観の同一性から、ドイツ側に付くことを進めています。他書にはアメリカ側に付いた方が日本人の強さを活かせるという意見もあり、日本陣営は一枚岩ではないと感じました。
出展日本型インダストリー4.0:長島聡:本
まるわかりインダストリー4.0第4次産業革命(日経BPムック日経ビジネス):日経ビジネス:本
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IoS、CyberPhisicalSystemについての記述はない。
日経ビジネスのムック本は、内容のバランス、目の滑らない文章が素晴らしい。
日経ビジネスを年間購読していないなら、購入の価値ありと思う。
出展メイカーズ進化論―本当の勝者はIoTで決まる(NHK出版新書471):小笠原治:本
気になったレビュー
人工知能が最近話題ですが、それもIoTで全てがつながっていくことも大きく、その時に世界がどう変わってしまうかについて、具体的な事例の中からわかりやすく、なるほどな新しいものの見方を提示してくださいます。
特に最終章は、はっとさせられました。
貨幣の交換の先にある行為の交換による経済。
出展