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本に関わる仕事をしてます。本たくさん読みます。

元気が出る!勉強にもなる!笑える!水野敬也氏の面白い本まとめ

私が「ウケる技術」を知ったのがもう10年も前になろうことを、初版の出版日を改めて知り驚くばかりであるのですが、その頃からずっと水野敬也氏のファンでした。

優しく、深く、面白い。この3つの追求こそが書き手に求められると思うし、メディアや本そのものにも浸透していなければいけないのではと考えていますが、彼の書くテキストはいずれも安心して、それら要素が満たされたコンテンツを受け取ることができます。

自己啓発本から、気分が紛れる面白い本まで。ご紹介します。

ウケる技術(新潮文庫):水野敬也,小林昌平,山本周嗣:本

 

気になったレビュー

まず本としての評価だけであれば4つ星は付けてよかったとも思う。

なぜならかなり体系的にウケる技術がまとめられていて、とりあえずこの一冊を読めば広く浅くウケる技術についてを学べることは間違いない。

しかし、これはお笑い事務所の入門書でなければ娯楽書でもない。

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出展
「なんか本を紹介してくれ!」と言われたとき、時に安全牌で「銃・病原菌・鉄」を紹介したり、起業をしたいと言う人には「青年社長」などをおすすめしますが、この本を紹介する頻度もとても高いです。私も、初版ハードカバーで買った後、文庫版ででた時も保存版で買いましたからね。というか、読んでください。このページに、このブログに辿り着いていて、この本が未読であれば、ぜひ読んで下さい。見開き1ページずつウケる技術が乗っています。どこからでも、読めて、笑えます。

夢をかなえるゾウ:水野敬也:本

 

気になったレビュー

評判がよすぎるので、逆に「本当か?」と疑って読んでしまった。

始まり方が唐突なので、面食らったが、そのあとは引き込まれるように読み、数時間で読破してしまった。

正直にいって、今まで読んだ成功本の中でもトップクラスのクオリティだと感じた。

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出展
「自己啓発本」って究極的にはどの本も同じことを言っているわけですが、この本は、ガネーシャというハチャメチャ登場人物に従う形で、「アクション」を求めてくる。一線を画する自己啓発本です。読みやすさは数々のレビューで担保されている通り。特に、自己啓発本をありがたく買っている人ほど、刺さるんじゃないでしょうか。

人生はニャンとかなる!―明日に幸福をまねく68の方法:水野敬也,長沼直樹:本

 

気になったレビュー

お友達に紹介されて、即買い。

可愛いにゃん子とメッセージがピッタリ合ってとても読みやすい。

にゃん子に癒され、メッセージに助けられる一冊です。

出展
疲れた時に読んで下さい。内容は、見開き1ページずつに励ましメッセージがあるだけなのですが、疲れているときにこそこれくらいがちょうどいいのです。これの犬版「人生はワンチャンス!」動物版「人生はZOOっと楽しい!」の三部作で、各視点から心癒すメッセージあり。

四つ話のクローバー:水野敬也:本

 

気になったレビュー

本書に興味をお持ちの方は、夢を叶えるゾウを既読、若しくはどちらを先に読もうかな?と思われているはずです。

どちらも読んでください、間違いありません。

結局読むことになります。

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出展
感動系かな?と思うタイトルでありますが、とても笑える本。読後には自分の中にしっかり残るワクワク感と「課題感」。確かに自分と会話できる・読みやすい物語型自己啓発本。水野氏の芸銃がここに極まったりとも思えた本ですね。

スパルタ婚活塾:水野敬也:本

 

気になったレビュー

婚活してるうんぬんより読み物として面白い。

これ全部やったら確実にひかれるなっていう部分もあるけど、あとがきの締めくくりが素敵で全ての内容がすとんと納得できるような仕上がりだと思う。

男女問わず読めると思います。

出展
とても素晴らしい自己啓発本を上梓される一方で、こういうネタ本こそが彼の真骨頂なんですよね。本に何を求めるのか、人それぞれですが、「読書は勉強・修行の時間である」と思っている人ほど、こういう本を読んで欲しいと思っています。本を読む行為自体が好きになります。

ウケる日記:水野敬也:本

 

気になったレビュー

とても面白かった。

下ネタ満載だが、その中には人生に深く触れるものもあり、今の自分についても考えさせられ、共感し、そして過去の自分に重なる部分を懐かしく思い出す、という感じだった。

半分くらいはブログで読んだ内容だったが、損した感じはなかった。

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出展
さて水野氏のネタ本としてこちらも一定の評価を集めている「ウケる日記」ですが、彼のブログでも同じテキストが読めます。「夢をかなえるゾウ」「スパルタ婚活塾」などを読むにつれ、彼の書くテキストをすでに体が求めているくらいに私は調教されていますが、それでもこれを本で読む。